ブログ記事を書いているとき、MacでリサーチしたURLやコードを隣のWindowsに持っていこうとして、Slackの「自分へのメッセージ」に貼り付ける——その作業を深夜に何度も繰り返していた時期がありました。
コピーして、アプリを切り替えて、貼り付けて、また元のPCに戻って……。1回あたり30秒もかからない作業なのに、「自分、何やってるんだろ」という徒労感が静かに積み重なっていくあの感覚、伝わりますか?
この悩みは、マウスを1つLogicool製品に変えるだけで、あっさり解決できます。
本記事では、筆者が実際に使っている「Logicool Flow」という機能を使って、複数PC間でコピペを自由に行き来させる方法を紹介します。設定は5分もあれば終わるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

複数PCのコピペは「デバイス連携」で解決できる
まず結論からお伝えします。
結論
複数PC間のコピペ問題は、Logicool(ロジクール)のFlow機能に対応したマウスやキーボードを使うことで解決できます。
「え、マウスやキーボードを変えるだけで?」と思いますよね。でも本当にそうなんです。(マウスは必須です!)
Logicool Flowとは?
Logicool Flowは、ロジクールが提供しているデバイス連携機能のことです。ざっくり言うと、こんなことができます。
Logicool Flowでできること
- マウスカーソルを画面の端に持っていくだけで、隣のPCに自動で移動する
- PC-AでコピーしたテキストやURLを、PC-Bにそのままペーストできる
- テキストだけでなく、ファイルやフォルダーのドラッグ&ドロップ、コピー&ペーストも可能(フォルダーの場合は中身ごとまとめて転送されます)
つまり、まるで2台のPCが1台であるかのように操作できるわけです。
仕組みとしては、同じネットワーク上にある複数のPCを、Logi Options+(ロジクールの設定ソフト)が橋渡ししてくれます。特別なケーブルも追加ハードウェアも不要で、対応するマウスまたはキーボードがあれば使えます。
なお、ファイル転送はローカルネットワーク上で直接行われるため、転送速度はネットワーク環境に依存します。日常的なドキュメントや画像(数百MB〜数GB程度)は問題なく快適に使えますが、10GBを超えるような動画素材の転送は時間がかかることがあります。そういった大容量ファイルはUSB 3.0メモリやNASと使い分けるのが現実的です。
最大何台まで接続できる?
Flowで同時に制御できるPCの台数は、マウスのEasy-Switchボタンの数によって決まります。ロジクールのFlow対応マウスはほとんどが3チャンネル搭載で、最大3台のPCを1台のマウスで行き来できます。ただし、一部のエントリーモデル(M585 / M590など)は2チャンネルのため、最大2台まで。購入前にスペック表でEasy-Switchの対応台数を確認しておくと安心です。
Logicool Flow対応デバイス一覧
「じゃあ、どのマウスやキーボードを買えばいいの?」という疑問に答えます。以下のリストはLogitech公式サイトの情報をもとにまとめています(2026年3月時点)。

対応マウス
| モデル名 | 価格帯(税込目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| MX Master 4 | 約18,000〜21,000円 | 最新フラグシップ。触覚フィードバック&Actions Ring搭載 |
| MX Master 3S | 約14,000〜19,000円 | 前世代の最上位。高い完成度で今も人気 |
| MX Anywhere 3S | 約11,000〜13,000円 | コンパクトで持ち運びに便利 |
| MX Ergo S | 約18,000〜20,000円 | トラックボールの最新モデル。手首の負担が少ない |
| MX Vertical | 約12,000〜14,000円 | 縦型エルゴノミクスマウス。腕のねじれを軽減 |
| Lift | 約8,000〜10,000円 | 小〜中サイズの手向け縦型マウス |
| Signature Plus M750 | 約5,000〜7,000円 | Signature M750の上位版。静音クリック |
| Pebble Mouse 2 M350s | 約3,000〜4,000円 | 薄型・軽量で最安クラスのFlow対応モデル |
| M720 Triathlon | 約6,000〜8,000円 | 長電池寿命で3台切り替え対応 |
対応キーボード
| モデル名 | 価格帯(税込目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| MX Mechanical | 約18,000〜20,000円 | フルサイズのメカニカルキーボード。打鍵感重視 |
| MX Mechanical Mini | 約16,000〜18,000円 | テンキーレスのメカニカルモデル |
| MX Keys S | 約16,000〜18,000円 | 薄型・静音でバックライト付き。定番モデル |
| MX Keys Mini | 約14,000〜16,000円 | テンキーレスのコンパクトモデル |
| Wave Keys | 約8,000〜11,000円 | エルゴノミクス波形デザイン。手首が自然な角度に |
| ERGO K860 | 約16,000〜20,000円 | スプリットデザインのエルゴノミクスキーボード |
| Signature Slim K950 | 約10,000〜12,000円 | 薄型でスタイリッシュなデザイン |
| Pebble Keys 2 K380s | 約4,000〜6,000円 | コンパクトで最安クラスのFlow対応キーボード |
| K780 | 約8,000〜10,000円 | スマホ・タブレットスタンド一体型 |
| Alto Keys K98M | 約17,000〜19,000円 | 振動吸収ガスケット付きのカスタマイズ可能なキーボード |
| MX Keys S(Mac用) | 約22,000円 | Logicoolオフィシャルサイト販売 |
| Signature K855 | 約12,000〜13,000円 | コンパクトなワイヤレスメカニカルキーボード |
ポイント①
Flow機能を使うにはマウスだけでもOKです。キーボードは必須ではありません。ただし、キーボードもFlow対応のものにすると、マウスがPC-Bに移動したとき、キーボードの入力先も自動で切り替わるので、さらに快適になります。
ポイント②:購入前の注意
旧モデルの「K380」は見た目が似ていますがFlow非対応です。後継の「Pebble Keys 2 K380s」はFlow対応なので、購入の際はモデル名をよく確認してください。
※ 価格は記事執筆時点の目安です。最新の対応デバイスはLogicool公式サイトで確認してください。
MX Masterを選んだ理由と、使って初めてわかったこと
一覧表を見て「どれでもいいのか」と思うかもしれませんが、私がMX Master 3Sを選んだのにはちゃんと理由があります。
正直に言うと、最初は「Flow対応ならどれでも同じだろう」と思い、コスト重視でエントリーモデルを検討していました。でも、比較記事を読み漁るうちに「1日8時間以上握るものに妥協するのは本末転倒だ」と気づいて、MX Master 3Sに決めました。
実際に使ってみて一番驚いたのは、親指のサイドボタンとジェスチャー操作の組み合わせです。スペック表には「サイドボタン搭載」と書いてあるだけですが、使い始めると「これをアプリ切り替えに割り当てたら最強では?」という発想が自然と湧いてきます。Flow機能でPC間を行き来しながら、親指1本でアプリを瞬時に切り替える。この組み合わせが、ブログ執筆中の作業テンポをはっきり変えました。
握り心地についても、手のひら全体でしっかり包めるサイズ感は、長時間作業でも疲れにくいです。薄型・軽量マウスとは「快適さの種類」が違う、という感覚です。コスト面でためらいがある方には、「1日10分の作業削減が1年で60時間の節約になる」と計算すると、投資対効果が見えやすくなるのでおすすめです。
私が実際にハマった失敗談
ここからは、筆者が実際にLogicool Flowを導入したときに「やらかした」体験談をお話しします。これから導入する方は、同じ失敗をしないように参考にしてください。
失敗①:PCが同じネットワークに繋がっていなかった
Flowを設定してもPCが見つからない……と30分くらい格闘した結果、原因は単純でした。
片方のPCが有線LAN、もう片方がWi-Fiで、ネットワークが別々だったんです。
Logicool Flowは同じネットワーク上にPCがいることが必須条件です。オフィス環境では有線と無線でサブネットが分かれていることがあるので、まずここを確認するのが一番の近道です。
なお、ファイアウォールなどで直接通信がブロックされている場合に限り、Logicoolのクラウドサービスを経由してPC同士を見つけるフォールバック機能が働きます。ただし、実際のコピペやファイル転送は常にローカルネットワーク上で直接行われるので、データがクラウドを経由する心配はありません。

失敗②:Logi Options+をインストールしていなかった
「マウスを繋げばすぐ使えるでしょ」と思い込んでいたのですが、Flow機能を使うには両方のPCにLogi Options+をインストールする必要があります。
片方だけではダメです。2台ともインストールが必要です。当たり前のことなんですが、意外と見落としがちなポイントです。
注意
以前から旧バージョンの「Logicool Options」を使っている方は要注意です。旧ソフト(Logicool Options)と新ソフト(Logi Options+)が両方インストールされていると、Flowが有効にならないなどの競合が起きることがあります。Flowを使う前に、必ず旧バージョンをアンインストールしてから、最新のLogi Options+をインストールしてください。
失敗③:ファイアウォールにブロックされた
設定は合っているはずなのに、PCが検出されない……。そんなときはファイアウォールがLogi Options+の通信をブロックしている可能性があります。
筆者の場合、Windows Defenderのファイアウォール設定で「Logi Options+」の通信を「許可」にしたら、あっさり繋がりました。具体的なポート番号の確認方法は後半の「うまくいかないときの対処法」でまとめていますので、ここでは「ファイアウォールが原因のことがある」とだけ覚えておいてください。
失敗④:PCがスリープ / ログアウトしていた
これも地味にハマりやすいポイントです。Flowが機能するのは、両方のPCにログインしている状態のときだけです。
Flowが動作しない状態
- PCがスリープやハイバーネート(休止状態)になっている
- ログイン画面(ロック画面)のまま放置されている
- ユーザーがログアウトしている
「さっきまで使えてたのに急に繋がらなくなった」というときは、相手側のPCがスリープに入っていないか確認してみてください。Flowを快適に使いたい場合は、作業中はスリープを無効にしておくのがおすすめです。
失敗⑤:macOSの設定でつまずいた(Mac利用者向け)
WindowsとMacの混在環境で使う場合、Mac側には特有の設定ポイントが2つあります。
① Bluetoothの権限設定
macOS 12.4以降では、「システム設定 → プライバシーとセキュリティ → Bluetooth」でLogi Options+のBluetooth利用を「オン」にしないと、Flowが正しく動作しません。インストール後にこの設定を忘れがちなので、必ず確認してください。
② ユニバーサルコントロールとの競合
Appleが提供する「ユニバーサルコントロール」機能が有効になっていると、Flowと干渉して正常に動作しないことがあります。Flowを使いたい場合は、「システム設定 → ディスプレイ → 詳細設定」からユニバーサルコントロールをオフにしてください。
失敗⑥:VPN接続中でFlowが使えなかった
在宅勤務でVPNに接続していたところ、Flowが急に動かなくなったことがありました。VPNやプロキシ環境ではローカルネットワークが見えなくなることがあり、PC同士を発見できなくなります。
Flowを使うときはVPNを一時的にオフにするか、VPNの設定でローカルネットワーク通信を例外(スプリットトンネル)に設定することで解決できます。
【解決策】複数PC間でコピペする最も簡単な方法
ここまでの内容をふまえて、複数PCでコピペを実現する最もシンプルな方法をまとめます。
用意するもの
必要なもの(たったこれだけ!)
- Logicool Flow対応のマウス(またはキーボード)を1台
- Logi Options+(無料ソフト)を各PCにインストール
- 同じネットワークに接続された2〜3台のPC
なぜLogicool Flowが「最も簡単」なのか?
複数PC間のコピペを実現する方法は、実は他にもあります。
| 方法 | デメリット |
|---|---|
| リモートデスクトップ | 設定が複雑で、動作も重い |
| クラウドクリップボード(Windows標準) | Windows 10/11同士のみ。Microsoftアカウント必須。macOS非対応 |
| KVMスイッチ | ハードウェアの追加購入が必要で、配線も増える |
| チャットやメールで自分に送る | 毎回手間がかかりすぎる(筆者はここに長年甘んじていました) |
これらと比べると、Logicool Flowは「対応マウスを買ってソフトを入れるだけ」なので、圧倒的にハードルが低いです。しかもWindowsとMacの混在環境でも使えるのが大きなメリットです。

【5分でできる】設定手順
ここからは実際の設定手順を解説します。本当に5分で終わるので、気負わずに進めてください。
step
1Logi Options+をダウンロード&インストール
コピペしたいすべてのPCに「Logi Options+」をインストールします。
ダウンロード先:Logi Options+ 公式ページ(Windows 10以上 / macOS 13以上 に対応)
インストールはウィザードに沿って「次へ」を押していくだけです。
重要
以前の「Logicool Options」(旧バージョン)がインストールされている場合は、先にアンインストールしてからLogi Options+を入れてください。旧ソフトと新ソフトが共存していると、Flowが有効にならないなどの競合が発生することが確認されています。
Mac利用者の方は追加で確認
- 「システム設定 → プライバシーとセキュリティ → Bluetooth」でLogi Options+を「オン」にする(macOS 12.4以降)
- 「システム設定 → ディスプレイ → 詳細設定」でユニバーサルコントロールをオフにする(Flowとの競合を防ぐため)
step
2マウスをペアリング
Flow対応マウスを、使いたい各PCにペアリングします。ロジクールのマウスは底面に「1・2・3」のEasy-Switchボタンがあり、最大3台のPCを登録して切り替えて使えます。
Bluetoothでペアリングする場合:
マウス底面の番号ボタンを長押しでペアリングモードにし(LEDが速く点滅)、PCのBluetooth設定から接続するだけです。
USBレシーバーでペアリングする場合:
付属のLogi BoltまたはUnifyingレシーバーをPCのUSBポートに差し込み、Logi Options+からデバイスを追加します。
Bluetooth vs USBレシーバー
Bluetoothだと電池持ちが良く、USBポートを占有しません。一方、USBレシーバーは接続の安定性が高いです。私の環境ではPC遷移時のラグが激しく、Bluetooth接続からUSBレシーバー接続へ変更したことで大幅に改善できました。デスクトップPCや接続が不安定な環境ではUSBレシーバーをおすすめします。

step
3Logi Options+でFlowを有効化
- Logi Options+を開く
- 左メニューから接続したマウスを選択
- 「Flow」タブをクリック
- 「Flowを有効にする」をオンにする
- もう片方のPCでも同じ操作をする
すると、自動的に同じネットワーク上のPCが検出され、連携が完了します。
step
4コピペを試してみる
- PC-Aで適当なテキストを選択して「Ctrl + C」(Macの場合は「Command + C」)でコピー
- マウスカーソルを画面端に移動して、PC-Bに移る
- PC-Bで「Ctrl + V」(Macの場合は「Command + V」)でペースト
テキストが貼り付けられたら成功です! 余裕があれば、ファイルのドラッグ&ドロップも試してみてください。PC-Aのファイルを掴んだまま画面端に移動してドロップするだけで転送できます。
うまくいかないときの対処法
「手順どおりにやったのに動かない!」という場合は、以下のチェックリストを上から順に確認してみてください。
チェック①:両方のPCが同じネットワークにいるか?
これが一番多い原因です。特にオフィス環境では、有線LANとWi-Fiでネットワークが異なることがあります。両方のPCで「IPアドレス」を確認して、同じサブネット(例:192.168.1.xxx)にいるか確かめましょう。
IPアドレスの確認方法
- Windows:コマンドプロンプトで
ipconfigを入力 - Mac:システム設定 → ネットワーク → 接続中のネットワークを選択 → IPアドレスを確認
チェック②:両方のPCにログインしているか?
Flowは両方のPCにユーザーがログインしている状態でのみ機能します。ロック画面やスリープ状態では接続できません。相手側のPCが操作可能な状態になっているか確認してください。
チェック③:Logi Options+が最新版か?(旧ソフトが残っていないか?)
古いバージョンだとFlowが正常に動作しないことがあります。また、旧バージョンの「Logicool Options」がまだインストールされている場合は必ずアンインストールしてください。新旧のソフトが共存していると、Flowが有効にならなかったりデバイスが正しく認識されないことがあります。
チェック④:ファイアウォールがブロックしていないか?
ファイアウォールがFlowの通信をブロックしていることがあります。以下のポートが許可されているか確認してください。
Flowが使用するポート
- TCP 59866:PC同士の制御データ通信(Flowのメインチャネル)
- UDP 59867 / 59868:PC検出(ピア発見)
- TCP 443:クラウド経由のフォールバック検出
Windowsの場合は「Windows セキュリティ → ファイアウォールとネットワーク保護 → アプリにファイアウォール経由の通信を許可」でLogi Options+を許可してください。Macの場合は「システム設定 → ネットワーク → ファイアウォール」で確認します。
チェック⑤:VPNやプロキシが有効になっていないか?
VPNやプロキシ接続中は、ローカルネットワークが遮断されてFlowが動作しないことがあります。Flowを使うときはVPNを一時的にオフにするか、VPNの設定でローカルネットワーク通信を例外に設定(スプリットトンネル)してください。
チェック⑥:macOSの権限設定は正しいか?(Mac利用者向け)
Mac利用者の場合、以下の2点を確認してください。
- 「システム設定 → プライバシーとセキュリティ → Bluetooth」でLogi Options+が「オン」になっているか(macOS 12.4以降で必要)
- 「システム設定 → ディスプレイ → 詳細設定」でユニバーサルコントロールがオフになっているか
チェック⑦:Logi Options+を再起動してみる
意外と効果があるのが、ソフトの再起動です。タスクトレイ(Macならメニューバー)からLogi Options+を終了して、もう一度起動してみてください。両方のPCで再起動するのがポイントです。
チェック⑧:PCを再起動する
それでもダメなら、両方のPCを再起動しましょう。ネットワーク関連の問題は再起動で解決することが多いです。
導入後に感じた変化
最後に、筆者がLogicool Flowを導入してから感じた変化を正直にお伝えします。
変化①:「ちょっとしたコピペ」のストレスが消えた
導入前は、URLやテキストを別PCに送るたびに「Slackに貼り付けて → もう片方で開いて → コピーして……」という地味な手間が発生していました。深夜の作業中にこれを何十回も繰り返していた頃の徒労感が、今では嘘のようです。
Flowを使い始めてからは、コピー → カーソル移動 → ペーストの3アクションで完了します。たった数秒の差ですが、1日に何十回もやる作業だと積み重なって大きな差になります。
変化②:ファイルの受け渡しが圧倒的にラクになった
テキストだけでなく、画像やドキュメントファイルもコピペで送れるのが想像以上に便利でした。フォルダーをドロップすれば中身ごとまとめて転送されるので、プロジェクトフォルダーをまるっと送りたいときもUSBメモリやクラウドを経由する手間がなくなりました。
ただし、10GBを超えるファイルは転送に時間がかかったりタイムアウトするリスクがあります。動画素材など大きなファイルはUSB 3.0メモリやNASと使い分けるのが現実的です。日常的なドキュメントや画像(数百MB〜数GB程度)なら、まったく問題なく快適に使えます。


変化③:WindowsとMacの混在環境でも快適
筆者はWindowsとMacの両方を使っているのですが、OS関係なくシームレスに行き来できるのは本当に助かっています。Appleの「ユニバーサルクリップボード」はApple製品同士でしか使えないので、この点でLogicool Flowのほうが汎用性が高いです。
まとめ:1日10分の節約が、年間60時間の自由時間になる
「複数PCのコピペが面倒……」という悩みに使っていた時間を、少し計算してみてください。仮に1日あたり10分だとすると、365日で60時間以上です。マウス1つで年間丸2日分の時間が戻ってくると考えれば、1〜2万円の投資は十分に元が取れます。
本記事のポイント
- 複数PC間のコピペ問題は、Logicool Flow対応デバイスで解決できる
- 必要なものは「対応マウス(またはキーボード)」と「Logi Options+(無料)」だけ
- 接続方式はBluetoothとLogi Bolt / Unifyingレシーバーの2種類。ラグが気になる場合はUSBレシーバーが安定
- Easy-Switchボタンの数に応じて最大2〜3台のPCを1台のマウスで行き来できる
- 設定は5分で完了。同じネットワーク上のPCが自動検出される
- Flowを使うには両方のPCにログインしている状態が必要
- 旧ソフト「Logicool Options」が残っている場合は必ずアンインストールしてから設定する
- Mac利用者はBluetooth権限の許可とユニバーサルコントロールのオフを忘れずに
- VPN接続中はFlowが使えないことがあるので、一時オフまたはスプリットトンネル設定を
- うまくいかないときはネットワーク・ログイン状態・ファイアウォール・ソフトの再起動をチェック
Slackに自分宛てのメッセージを送り続けていた頃の自分に、今すぐ教えてあげたい。それくらい、導入してよかったと感じています。ぜひLogicool Flow対応マウスの導入を検討してみてください。